2012年03月03日

伴奏データについて

久々に録音のやり方の説明に戻ります。

先日は(といっても随分前ですが)録音のハードの話をしましたので、今回は伴奏について説明します。 最初の数ヶ月の間はキーボードを手で弾いて多重録音することで伴奏にしていました。 子供が何年か前にサンタさんに貰ってしばらく遊んだ後、あまり活躍していなかったキーボードがあったのです。 ただ残念なことに買うと1万円ほどのカシオ製のキーボード(しかもミニ鍵盤)なので、当然のことながら音が非常にショボいw...(一応50種類ほど音色はあるんだけどね) でもこのキーボード、なんとMIDI端子がついていました。 このクラスにしては実に驚異的なパフォーマンスです。 

そこに目をつけて、昔遊んでいた「ミュージ郎55」(なつかしすぎる響き...)の音源であるローランドのSC-55mk2を引っ張り出してきました。 


PC9801時代の歴史的な代物ですが、MIDIケーブルで繋いでみるとちゃ〜んと音が出るではないですか。 すんばらしい★ これでショボいカシオトーンの音色が数段グレードアップしました。(値段も5倍以上なので当然と言えば当然か?)

最初の3曲ほどはこのようにして自分でキーボードを弾いて伴奏を作りました。 ところがそこは素人の悲しさかな、前提となる技量がショボいのでなかなか思うようになりません。(昔エレクトーンを2年ほど習った程度で、しかも既に風化して錆び付いてしまっているので当然ですが) 

そこで、やはりDTM(Desk Top Music)つまりパソコンに音楽を演奏してもらうことにしました。

元々このミュージ郎の音源はPC98で使っていました。 PC98とDOS/Vではシリアル通信のコネクタ形状が異なるので最近のPC(つまりDOS/Vタイプ)に繋ごうとすると別のケーブルが必要となるのですがネットでもなかなか見つかりません。 そこでUSB-MIDIインターフェースなる物に頼ることにしました。 これはその名の通りUSB経由でMIDI信号の送受信を行うもので4000円程度で売られています。 ミュージ郎なのでRoland製がよいかもしれませんがYAMAHA製の方が安かったのでそちらにしました。 動作上は別に問題ありません。

次はソフトです。 要はMIDIデータを編集・再生できればいい訳ですから、ひとまずはフリーソフトで探してみることにします。 するとなかなか良さげなソフトを見つけることが出来ました。 「Music Studio Producer」といいます。
Music Studio Producer へのリンク

どうもジャンル的にはDAW(Digital Audio Workstation)というMIDI演奏のみでなく録音、編集も全て出来る統合ソフトのようですが、私の場合は録音には既にMTR(マルチトラック・レコーダ)がありますので餅は餅屋に任せることとします。(というか、MTRはレバーとボタンで直感的に操作できるので扱いやすいのです) このソフトはなかなか良く出来ており、いろいろなイベントコントロールやエフェクトなども制御出来て、昔のミュージ郎のソフトなどと較べてもはるかに高機能で重宝しています。 それがフリーな訳ですからこんな素晴らしいことはありません。 まだ機能の一部しか理解出来ていませんが、それでも充分に素晴らしいソフトだと思います。

そういう訳で、このソフトを使ってネットで過去にダウンロードしていたMIDIファイルを再編集したり(今の所これが大半ですが)自作したりしたものをミュージ郎の音源で演奏させて伴奏を作っている訳です。 近々、自作伴奏の曲もUp予定ですので乞うご期待!?



posted by らっぱ〜1号 at 01:43| Comment(4) | 録音ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
作品を色々聞かせてもらって、えー、何ですかね、想像を超えるクオリティにコメントを1ヶ月悩んでしまいました(笑)。
出来上がった作品が、とても一人で演奏しているものとは思えないのが驚きです!どう考えても15人くらいいますよ。
15人の優秀なプレイヤーがいて、指揮者を見て周りの音も聴いて、それに揃えて自分の音を経験と勘で調整しながら一つの演奏にまとめていくのが見えるようですが、逆にそれ以外の状況が想像しにくいというのか、まあそれは私らがそうして来たのしか見てないからなんでしょうが。
それにしてもホールでお客さんの前で演奏してるところまで想像できるだけに、実際にパソコンで作っているところが想像できないほどです。

何かもう、自分でも何言ってるのか良く分からないですが、まあ、とりあえずすごいです。今日の説明で一層分からなくなりました(笑)。コムロテツヤってつまりこういうお仕事してるんですねー。
Posted by 酋長 at 2012年03月04日 00:06
酋長さま、ご来訪とコメント頂きありがとうございます。 いろいろな方からのご意見や感想を伺いたいですし頂けると非常にありがたいです。 今後とも宜しくお願いします。

あ、ちなみに今までの作品ではラッパパートはまだ4パート程度です。 次作ではもうちょっと増えますがw...近日リリースをお楽しみに☆

そうですよね、ご存知ない方にいきなりMIDIの話をしても判らないかもしれませんね。 MIDIを平たく言えば、電子楽器やPCなどの音楽データを共通化した規格ということになり、これによりPCや楽器間でデータのやり取りが出来るようになっています。 MIDIの説明を始めるとかなり長〜くなってしまいそうなので、また別の記事としてアップしようと思います。 
Posted by らっぱ〜1号 at 2012年03月04日 12:05
概論的なところはわかるのですが、なるほど、面白くなってきたので本の一つでも読んでみたいと思います!
ちょっと前にFM滋賀の番組で、ある曲について解説していて、この曲って実は重ね撮りなしの一発撮りなんですよ、って紹介していた曲がありまして、え、一発撮りってそんなに貴重品なの?って驚いた記憶があります。
その曲は結構前の、60年代のものだったと記憶しています(ずばりビートルズだったか?)ので、レコードを作る時はすでにこの頃多重録音の技術が確立していた、って事なんですよね…。

そう考えると、MIDIになる前の技術の進化なんかも当然押さえておきたい知識でしょうし、おお、何か奥が深そうです。
Posted by 酋長 at 2012年03月04日 23:35
酋長さま>なるほど、やはり技術的なことには興味がおありのようでw  MTR(マルチトラックレコーダ)は昔はテープだったのがHDDに進化し、現在ではメモリに移行しつつあります。(安価なものはほぼSDメモリに変わっています)
そういえばテープには昔、カラオケなどで8トラックなるものがあったのを今思い出しました。
Posted by らっぱ〜1号 at 2012年03月05日 02:02
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